ベオウルフ/呪われし勇者
2007年に「ポーラー・エクスプレス」を手掛けたロバート・ゼメキス監督がデジタル演出と最新のパフォーマンスキャプチャー技術を駆使して作られた映画。
英文学の最古の伝説として語られる叙事詩という文献をもとにした作品。
もっとも古いファンタジー物語といわれている。
ベオウルフ叙事詩のあらすじ
作品の元になった物語はブリテン(イギリス)の8世紀ごろの叙事詩「ベーオフルフ」に出てくる英雄の話です。
叙事詩ベーオウルフのあらすじは
ベオウルフが活躍する舞台はデンマーク、スウェーデンで、デンマーク人のフロースガール王が宮殿ヘロオットを建てて、そこでの祝宴の騒ぎに怒った荒野に住むカインの末裔である巨人グレンデルが、夜人々が寝ている間にやってきて、30人が襲われて殺された。このあと、夜は無人になって12年後、ベオウルフが14人に従者を連れて、グレンデル退治にやってきた。
グレンデルとベオウルフは肉弾戦で戦い、グレンデルの片腕を引きちぎるも、逃げ去った。しかし今度はグレンデルの母の魔物が襲ってきた。
魔物の住処である沼に潜り、巨人の剣で魔物を倒し、死んでいたグレンデルの首をもって帰ると、王から褒美の宝物を賜った。
王が死んだあと、ベオウルフが王になり、50年が経ったとき、竜の宝を荒したものがあって、竜と戦うが、相打ちとなり、ベオウルフも傷を負って死ぬ。
元の話はこのようなお話しですが、映画では
少し趣が変わっているようでした。
ベオウルフの映画
映像がデジタル演出ということもあって、魔物や竜、戦いのシーンなど迫力がありました。
あと、女性が美しく、ベオウルフはカッコよかったです。
英雄(ヒーロー)なんだけど、人間臭さもあって魅力があるんだな、と思いました^^